ウッドデッキカフェオンリーワン物作りＤＩＹアイデアを形にする

仕事柄思わぬ物が当家に到着します
物は捨てればごみ、本来の形を変えてでも使えば立派な造形物

本来は屋根の上で使われる鬼瓦、すばらしい日本伝統文化ですね
海外ならエジプトならスフィンクス　シンガポールならマーライオン様々な守り神がいます
我が家は日本やっぱり日本と言えば鬼瓦鬼が災難を追い払ってくれます
そこで私は考えた別に屋根の上にいなくったていいじゃないか、当家は鬼瓦の付けられる立派な家ではないが、せめて庭に鬼瓦くらい置かせて

日本中の有名な建築物の瓦職人のTさん、日本でも数少ない伝統工芸師の資格もあり大きな鬼瓦で10メートル以上の鬼瓦を製作するそうです。
そのTさんから頂いたとても貴重な瓦当家瓦屋根ですが今風の屋根で屋根に付けてもTさんの瓦が泣く、そこで庭に置かしていただきました、屋根に置く瓦まるで髪の毛が生えたように見える、ちょっとしたアイデアで見る人の足を止め笑わしてみたり、驚かしてみたりアイデア次第で瓦１つでも命が吹き込まれます。

遠くから見るとこんな感じ、当家の魔除け守り神

夜お客さんが来るとビックリした瞬間笑っています
日々の生活の中で笑える空間がある家なんて幸せだと思いませんか。

ホームセンターで販売されているホースリール私も何度か購入しましたが、なんせ材料がプラスチック必ず割れたり折れたり、結局廃棄、トホホ、、、
私は考えましたホースリールは複雑な構造が問題なのでシンプル簡単が求められます、その結果が写真のアルミ鍋です
1壊れない
2床に置いてあると夜暗闇の中わからず蹴っ飛ばして危ない、しかし壁なら納まりがいい
3地面なら泥跳ねでホースが泥だらけ、壁なら泥はねが無いので綺麗
4腰をかがめてホース巻き取りは意外としんどい、しかし壁なら無理な姿勢が無いので楽楽

お客さんが来ても皆さん鍋と気が付づかづ通り、私があれ鍋だよって言うと皆さんが「えっ」て驚かれる、常識で鍋が壁にくっ付いている訳が無いと思う常識を覆す事によって皆さん笑ってくれます。

ホースリール実はアルミ鍋


本来餅つきに使われる日本の伝統的な道具臼しかし近年使われなくなり我が家でも数年前から捨てるのももったいなく、倉庫で眠っていましたしかし私は考えました本来の使い方でなくても日本の伝統の臼は日本人は見るだけで心が和む品ここは形を変えて楽しもう

テーブルの土台部分、実は臼です昔は臼と杵でお餅をつきましたが現代の忙しい日本人は使わなくなりました、捨てるに捨てられず雨ざらしにしていたら底が腐り始めてきました、いかんこれでは、そこで臼のテーブルを作りました、古き物で新しい文化を作ろう作戦、パソコン用テーブル、調理用テーブル、外で使えてサビない腐らない意外とオールド＆ニューでオシャレ
臼は重たいので下にタイヤを取り付け移動可能にしました見えますか臼の底に穴が開いています、基本的に外に放置状態、水が溜まると臼が腐って使い物にならないのでドリルで水はけ用に穴を開けました

実は私、生け花の先生もしていた時期もありますので、花は大好き
今回は花器に花を生け、花器ごと臼に入れてみました。
結構独創的でいい感じでしょ、生きた丸太を切り出してきて臼に加工、永遠の姿をもらい活きています、その対象に、生け花は今が美しく生きている、臼も花も今を生きている、そんな物を見ている時間が一番私は落ち着くのです。

仕事柄アイデアを形にする仕事なので、物が本来の姿でない物に私は見えてきてしまいます、現在の世の中、タダでもらってもいらない物が多く、ゴミになる時代、ゴミとして捨てればゴミ、アイデアを形にすれば立派な物、物がない時代に生まれた私（歳がばれる笑）捨てるのがもったいなくてついついこうしてしまう・・・
皆さんも物を見つめなおしてみませんか？、売られている商品のほうが見栄えが良くとても素敵な商品です、しかし自分で作る物は他人に評価されなくても自分が作った満足感、使いにくい部分がみえてきて手直しする知恵、どこにも発売されていないから壊したら大変、そこから物を大切に扱う大切さ、より快適に過ごための工夫、更には一つガラクタを拾ってきたら一つ何かを捨てる勇気が出てきます、狭い我が家だけ？
物作りの基本は、アイデア、組立作業、清掃、道具の整理整頓これの繰り返しです、繰り返しているうちに自然と仕事でも順序よく考えて日々の生活で役に立ちます。
こんな感じで物作りは人間にいろいろな事を教えてくれます、売っている商品を使うだけではこうはいきませんよね。

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