最終回 水枕制作第4弾制作 |
2号機から3号機にグレードUP |
前回第2弾で作成した水枕を今回3倍の面積にして冷却性能を3倍にする予定です、下の写真は上側が前回作成した水枕下が今回制作中の水枕 |
フレーム組み立て |
それでは制作開始です、まずアルフレーム(枠)を組み立てます、ここまでは前回と同じ工程です |
アルミ板 穴あけ |
アルミ板の真ん中をくり抜きその中にアルミヒートシンクを入れる予定の穴です |
アルミ板 穴あけ |
地道な作業、鉄ノコでアルミ板を切ります |
アルミ板穴あけ完了 |
なんとか穴あけ完成、写真をアップにするとグニャグニャなのでこのくらいの大きさにとどめます |
冷却用 アルミヒートシンク |
冷却をよくするためアルミヒートシンクを購入、もともとトランジスターを取り付けるためのアルミヒートシンクなのでそこらじゅうトランジスターを取り付ける穴だらけ、なんとか穴をふさがなければ |
アルミヒートシンク&アルミ板の結合 |
アルミヒートシンクに穴がいくつか空いているのでそれに合わせて穴あけ作業 |
ヒートシンク&アルミ板の結合 ビス止め |
錆びないように3本のステンレスビスで固定 |
ペルチェ素子設置 |
ペルチェ素子を2枚置く予定 |
フレームと接合 |
開けるとこんな感じ |
裏から見た |
裏返すとこんな感じ、ココに水が通りヒートシンクを冷却してペルチェの熱を取り除きます |
アルミヒートシンク&アルミ板の接着 |
水漏れしないようにコーキングで隙間をふさぎます、コーキングが付着しては困る部分にマスキングテープを貼りコーキングで防水加工します |
コーキング |
適当にコーキングを付け、ヒートシンク付きアルミ板を乗せます |
重しで固定 |
上から20Kgの鉄の板で重ししてしっかり密着させます |
冷却水接続プラグ |
水の出入口の取り付け、水道用シールテープを水道管と違い圧力がかからないので3回巻き |
冷却水接続プラグ |
巻き終わったシールテープの余った部分をハサミで切り落とし整えます |
冷却水接続プラグ接合 |
12mmのスパナで締めあげるだけで完了 |
外観完了 |
裏側のアルミ板をコーキングして圧着、乾燥させます |
水漏れテスト |
水枕の完成、ポンプで送水して水漏れテスト成功 |
ペルチェを設置テスト |
わーい、冷却テスト開始1分で0℃まで到達かなり期待10分後-12.4℃までしか下がりません、おかしーなーもっと下がる予定だったのに? |
最低温度-12.4℃
ペルチェに掛ける電圧,下側12V
ペルチェに掛ける電圧,上側5V
室温25℃
感想
ようやくココまでたどり着きました、デザイン、大きさ性能、重量感、どれをとっても満足な品
やっと自分が納得のいく最小減の40mmの薄さが確保でき、安定感があるのでどこに置いても倒れない、もちろん横向きでも、ひっくり返して逆さ向きでも、冷却ができ、落としても、たたいても、壊れないレベルにまで完成した。
素人が作ると前回作成したタッパー型モデルではないですが、いかにも素人、落とせば壊れるゴテボコで見栄えが悪く性能が低く数ヶ月で水漏れがおき、錆や劣化などが見られますが、連続使用を考えると安心して使用できませよね、私が作るモデルはもし欲しい人がいればその人に差し上げ、その人が素人で使い方が間違って連続使用しても、安全装置やリミッターなど儲けてあり安全です、つまり日本の物作りを実現いたしました。
もちろんメンテナンスも考え、ペルチェ素子は使用年数の応じ劣化、最後には故障して使えなくなります、その時にでもネジ4本で簡単に外れ取替ができるように組み上げてあります。
皆さんも日本の物作り始めませんか、きっと新しい発見が生まれます。 |
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